top of page

Lyrics

VIDEO

 

映しだす記憶の切れ端
丸まって転がる
欲言えばもっと鮮明に
繊細になってほしい

忘れ行く記憶の架け橋
かさまして崩落
よく言えばもっと永遠に
頑丈でいたかった 無理な話

でこぼこした道を照らしながら
僕らの目に映る思い出は
ビデオの世界 嘘の世界よ
出来ればこの手で触れていたい

映し出す思い出の切れ端
なくなってて戯(おど)ける
善く言えば最も楽に
言い訳出来たのに

グルグル回る 台風の目が見えてる
言葉に詰まる お天道様はどこかしら
光はどこにあるの?
夢も嘘もホントにしたいから

あれからしばらく時が過ぎ
黒いテープはもう
伸びきってしまったみたい
まだ映せるでしょう?

でこぼこした道読み込んで
僕らの目に映す思い出は
ビデオの世界 過去の世界よ
出来ればこの手でワープして
あなたの側で歌っていたい

覚悟は出来てるか?
あぁ、もう出来てるよ
繰り出す一撃が
君の顔めがけ飛んでいく

朝飯出来てるか?
あぁ、もう出来てるよ
繰り出す「いただきます」が響く

老夫婦もあれもこれも現実だ
君が目を逸らしたら
はじまりの合図さ

簡古素朴な世界の中で
君の涙が花になる
煌めくように 輝くように
咲かせるよ

納品間に合うか?
いやー、まだ、出来てない
繰り出す上司の罵声が響く
不愉快でも…

あれもこれも何もかもが現実だ
君が仕事を終えたら
ふくよかな合図さ

絢爛豪華な部屋では
君の顔の角度が癖になる
絵に書くように 見つめるほどに
嘘みたいだ

嘘じゃないから!

単純明快な答えのなかで
君の笑顔が花になる
煌めくように 輝くように
咲かせるよ

0号室

西南西別名極楽浄土の間
さっき開いたはずのドアは開かない
瞬き続ける電灯 夥しい限りだ

鍵はどこかへいった
旅立ったのかすらわからぬ 誰も

裂ける様に逆さになり 星を覗く様に
何もない様に在る ここは欠番になった部屋

西南西別名極楽浄土の間
さっき鳴いたはずの鳥は飛び去る
玄関先佇む植物は 風に揺れる限りだ

鍵はどこかへ行った
放たれたのかすらわからぬ 誰も

裂ける様に逆さになり 星を覗く様に
当たり前の様に在る ここは欠番になった部屋

西南西別名極楽浄土の間 鍵はどこかへ行った
成仏したはずの窓が割れる

裂ける様に逆さになり 星を覗く様に
当たり前の様に在る
ここは2階以降欠番になったままの0号室

bottom of page